あなたが全くの未経験の場合

未経験者

最も大切な事は、行動することだと私は考えています。当たり前ですが、行動しなければ、物事は前進しません。

注意したいのは、「XXXXの資格をとってから動こう」、「YYYYができるようになってからにしよう」と言った、就職活動自体を先延ばししてしまうことです。

資格もスキルも確実に受かったり、身につける事ができる保証はありません。

なにより準備が整った段階で、ちょうど良く求人があるとも限りません。ですから、まずは就職活動を行うことが大切です。

そして、アルバイトでも良いので、希望する職場環境へ飛び込み知識や経験を身につけるべきです。

私の経験も踏まえ、まとめてみましたので、どうぞご覧ください。

目次
自分はどうだったのか
経験の少なさは行動でカバー
具体的な行動例

自分はどうだったのか

楽観的に考えていたが…

私も最初は派遣社員でした。最初の仕事をやめた後、なんとなくIT業界に憧れ、色々なIT企業の求人に応募しました。(こんなレベルでした>>当時の状況

しかしながら、全く面接に進む事ができませんでした。今考えると、資格も経験も無かったですし、しかも自分でも務まるかすらわからない状況だったので、当たり前かもしれません。

さすがにこの状態はまずいと焦りましたが、数ヶ月、色々な求人サイトを見ている内に、常に人を募集している会社があることに気づきました。

派遣会社に登録し始めた

それは、派遣会社でした。その当時は、派遣会社にも種類があることを知らず、正社員になるということを中心で探していましたら、全くマークしていない存在でした。
(派遣会社の種類については、こちらで書いていますのでご覧下さい>>派遣の種類

その時、私はプログラマーが日々どのような仕事をしているのかすら知りませんでしたし、プログラミングの経験もなかったので、IT業界に入りプログラマーになるということは、ほとんど思いつき近いレベルの行動でした。

ですから、あまりの就職の決まらなさに、派遣でもいいから兎に角、仕事をしてみようという考えに徐々に変わって行きました。

逆に務まらないようであれば、派遣のほうが辞めやすいから、好都合だとも思うようになっていました(どうしようもない奴ですね・・・)。

「派遣会社ならすぐ連絡が来るに違いない!」そう思い、今度は複数の派遣会社に登録し始めました。

ついに連絡が…

しかし、待てど暮らせど、全く連絡が来ません。

それはそうでしょう、プログラマー希望と言いつつも、IT業界の経験もなく、プログラミングを勉強した形跡もない。連絡する優先度が下がるのは、当たり前だったのかもしれません。

そうして、更に数カ月が過ぎた後、ようやく1社から連絡が来て、派遣社員として働くことになりました。

それはまさに、派遣先の企業で大規模なプロジェクトが開始されたタイミングだったからです。

経験の少なさは行動でカバー

動きつつ準備を

ここで私が言いたいのは、就職活動(特に新卒採用ではない場合)は、個人の能力もさることながら、非常にタイミングに左右される場合が多いということです。

特に未経験者であれば、能力や経験の面でアピールは難しいですから、本当にタイミングに依存すると私は感じています。

それは、自分が就職活動した際でもそうでしたし、立場が変わり、面接・採用をする立場になった今でもそう感じています。人を増やさなくて良いのに、予算の関係で無理やり人を入れることすらありますからね。

ですから、準備を整えてから、動こうというのではなく、まずは動きつつ準備を整えてゆくのが、最も効率的ではないかと考えています。

運を掴むために行動が必要

これはチャンスを逃さないというレベルではなく、そもそも、応募なり、面接を受けないと、そのチャンスにも巡り会えないということを意味しています。

「結局、運かよ」と思ったかもしれませんが、私は、正直、世の中の大半が運だと思います。しかし、行動や努力をすることで、運が転がってくる場所に立つことが出来ると私は考えています。

「努力したって報われない奴が沢山いるだろう」それも確かにそうです。オリンピックで金メダルを獲ったり、受験も合格ラインギリギリならそうでしょう。これらはどちらも、努力してしのぎを削る争いです。

では、プログラマーになる努力は上の2つと比較してどうでしょうか?私はもう相当な人数の方と面接をしていますが、プログラマになるために、しのぎを削って来た!そんな気迫溢れる人にあったことが無いです(笑)

ですから、どちらかというと、未経験だからダメだと決め付ける自分の気持ちが一番のライバルだと思います。

具体的な行動例

それでは、具体的な行動例を考えてみたいと思います。あくまで、例ではありますが、私自身の経験や、私の周りにいるプログラマーになった人たちの経験を踏まえています。

勉強する時間をとれる場合

仕事や学校が終わった後、自分の自由に使える時間を確保出来るのであれば、やはりその時間を使ってコードを書くのが良いと思います。

その際、ただ書いて終わるのではなく、覚えた事をブログにまとめたり、GitHub等にUPしておくことが大切です。

そうすることにより、他の人からコメントがついて勉強になりますし、なにより面接の際、自己アピールの一つとして活用できると思います。

実際に、このように地道に勉強を続け、プログラミングが好きなので働きたいと言う志望動機で応募してくる方が結構多いです。

面接する側としては、Gitの基本的な事はわかっているのだろうと予想できますし、職務経歴書などに、Githubのアカウントを書いておけば、実際にどのような活動を行なってきたのかが分かります。

特に、最近需要の多いWEB系の仕事を希望しているのでれば、こうした活動を行うことで、全くの未経験者と比較して、差がつくことは間違いありません。

仕事をしているなど、余り勉強時間をとれない場合

自由に使える時間など確保出来ない、むしろ、そう言う方のほうが多いのかもしれません。ただ、出来るだけ手を動かしてコードを書く時間を確保するよう努力したいところです。

しかし、それでは何時まで経っても、プログラマーへの道は開けないままとなってしまう可能性があります。

その場合は、やはり、アルバイトでも構わないという位の意思でIT業界に飛び込むことを検討したほうが良いです。

新卒者でない限り、業務経験やある程度の実績が全く無い場合、なかなか、完全な未経験状態でいきなりプログラマー職に就くことは難しいからです。(可能性はゼロではありませんが、キャラが立っているとか、何か別の要素が必要になると思います。)

ですから、アルバイトとして、プログラミングのアシスタントやテスターとしてIT業界に入り、働きながら実績を積んでゆくほうが、確実です。

同様に、私のように派遣社員から始めるという方法もあります。その場合、大手企業の仕事を学ぶことが出来るチャンスもありますし、アルバイトよりは給与的な待遇は良くなるかもしれません。

いずれにせよ、少し条件を落として、仕事を探してみると選択肢やが可能性が広がるはずです。

こちらも参考にご覧ください。

>>IT系派遣会社について正しく知る
>>プログラマーになりたいが動けない人へ

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