管理人について

営業マン時代はこんな感じでした…

私がこの業界に入る前は、外回りの営業マンでした。日々、達成できるのかも判らないくらいの営業目標に追われ、月曜日の営業会議を恐れてすごす、結構なダメダメ営業マンでした。

大体どこも同じような感じかも知れませんが、夜遅くまで、お客さんの所にはお邪魔する訳には行きませんから、17時、18時には会社に戻ってきます。それから、書類の整理や次の日の準備をして、20時か21時に帰宅していました。というか、部長・課長が帰るまで会社に居た…要するに、帰り難い状態です。

家に帰っても本当に疲れしまって、ただ寝るだけの生活です。ちょっと前まで学生で、ゲームをしたり、女の子と遊びに行ったりしていたのに、全くそんな気が起きない状況でした。

週末も、なんとなく週明けの会議が気になってまともに休めなかったり、お客さんの都合で、土日に営業活動をすることもありました。社会人になると言うことはこういう事なのかなぁと諦めにも似た感情で日々過ごしていましたね。

半年くらいその生活を続けて、自分の中で、営業のパターンが出来上がりつつあった頃、将来に対する不安がモクモクとこみ上げてきました。今の仕事は一生続けられるものなのだろうか、この会社が潰れたり、自分がクビになった時、何が残るのだろうかと…。

今考えると、単にあの状況から逃げだしたかっただけだと思いますが、何の考えも無く、「手に職を付けたほうが・・・」と考えるようになりました。

本当にスキルの無さはヒドかったです

その後、私は、紆余曲折を経て、未経験からIT業界へ就職しました。俗に言うプログラマーの他、いくつかの業務を経験し、いまは、ちょっとした管理職の立場にあります。

そんな、私も最初の頃は以下のような状態でした。今思い出すと死にたくなりますが…プログラマーを目指す方への希望にはなるかもしれません。

入って2日目位だったでしょうか、わかりやすいように会話形式で…

先輩「このファイル、テキストエディタで開いて下さい」

私「何…エディタ?」

先輩「秀丸とか自分のいつも使ってるのでいいですよ」

私「あ、あ、特にそういうの無いです。PCも、もらったばかりなので…」(必死に誤魔化したつもり)

先輩「じゃ、秀丸のライセンスを後でリーダーからもらって、入れて下さい。多分使いやすいと思いますよ。」

私「あ、あ、ありがとうございます!」

先輩「じゃ、とりあえず、メモ帳で開いて下さい」

私「はい!」(手元にある紙のノートを開く、私)

先輩「あの… ノ ー ト パ ッ ド エ グ ゼ って言えばいいですかね?」

私「ごめんなさい、ごめんなさい…」

まーヒドイもんでした…。

一応、今では、エディタはVIMが好きで、CやC++のプロジェクト、最近であれば、JAVAでAndroidのプロジェクトに従事する、といった具合にまで何とか成長しました。

単に目の前の仕事を必死でこなしただけかもしれませんが、やれば何とかなるという一例にはなるでしょうか。

「コイツよりは俺のほうがマシだな!」と思ってもらえれば、本望です(笑)

(名ばかり?)管理職になって

こんな私でも、管理職の立場になりました。名ばかりという話もありますが。

その過程で、数多くのIT業界未経験者の面接を行い、その人たちがどのように成長してゆくか、もしくは駄目になって行くかを目の当たりにしてきました。なぜ、そこでそんな行動に出てしまうのか、なぜ、そのタイミングで、そんな事を言ってしまうのか…。

みすみすチャンスを逃してしまう方を見て、勿体ないと思うことも多々あります。

そんな思いから、未経験の方がプログラマーになるには、どのように考え、行動したらよいかの指針になることを目指し、サイトを作成しました。

ほかのコンテンツでも書いていますが、やはり行動することが、何より大切です。このサイトをみて、第一歩を踏み出してくれる人がいれば、とても嬉しいです。

お問い合わせ先

本サイトはリンクフリーとなっております。リンクに際して特にご連絡等必要ございません。

お問い合わせの際は、以下のアドレスまでご連絡頂ければと思います。

  info@orenoh.com (お手数ですが、「@」を半角にして送信下さい)

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